A Hard Day's Life

好きなこと、嫌いなこと、日常について書きます。

長女は辛いよどこまでも

   長女で長子の私は、小さい頃から親からの謎の信頼と期待を寄せられていた。

最初はそれに応えようと頑張っていたし、弟が産まれてからは面倒もみた。

 

   頑張ってきたが、無駄に終わることが多かった。失敗しては殴られ、弟が産まれたら軽く放置され、散々貶められたりもした。弟が産まれた時など、軽く放置されるうえにちょっとしたことで殴られた。お前はバカだ、将来は浮浪者だ!お前が出ていくならテントは買ってやるよ。私は叱られたのではなく、怒りに任せて怒られたことしかないのだ。

   

   弟のサッカーは見に行ったのになんで私の剣道の試合は見に来てくれないんだろう。描いた絵が選ばれて飾られてるのに、なんで見に行ってくれなかったんだろう。私がいじめられているのにぶん殴って学校に引きずって行くのはなんでだろう。悪口を言われたのに、お前に問題があるって言われるのはなんでだろう。

   

   それでも私は頑張り続けた。家族がピリピリした時は笑わせ続けた。家庭で与えられた役目(サンドバッグ役と道化師役)を頑張り続けた。同居している祖母からの露骨な依怙贔屓に耐えていた。

   私は現在、フリーター精神疾患である。家族から逃げるために金を貯めている。それを両親に伝えたが、「あんまり遠くに行かないでくれ、たまには帰ってきてくれ」と言われた。どうやら分かっていないらしい。それならそれで諦める。でも、結婚の挨拶も行くものか、子供が産まれても見せるものか。介護もしないだろう。長女の役目だとか、親不幸だとか言われたとしても。

    

   

   これから親になる予定の人がこのブログを見てくれたら、私たち家族の失敗を参考に子供を育ててほしい。絶対に子供は殴らないであげてほしい。

   子供が親を選ぶのでなく、親が子供を作っただけだ。私がもし選べる立場だったら泣いて嫌がっただろう。

親が安心したいためにそんなことを言わないでほしい。